神様のカルテ2

公開初日に観てきました。
初回の印象を忘れないようにと、印象的なシーンや表情・言葉をぐわーっと手帳に書き出してみたら、1日分のスペースには到底おさまりきらなかった。それだけ、心に残るシーンがたくさんありました。
雪山の青と白のコントラスト。貫田夫妻のやりとり。東西への信頼感がうかがえる、イチと東西さんの会話。御嶽荘で貫田先生と呑むイチ。東西!といたずらっ子みたいな表情で呼びかけるイチ。24時間365日のネオンが消える前の、疾走感のあるつなぎかた、皆の表情、音楽。壁際に並んだイチ、タツ、東西の、次の動作にうつるまでの無言の数秒間。最期のしらせを受けた高山教授の、他スタッフと合流するまでの一瞬の表情。誕生日祝いの場でのタツの言葉・最初とは違う表情。

なんといっても、柄本さんが圧巻。鳥肌たつほどに。
藤原くんもさすがだった。

イチさんとハル、栗ちゃんと貫田先生、栗原とタツ、栗原先生と東西、栗原先生と外村師長、ドクトルと男爵、栗原先生と患者さん、など……
周りの人たちと接する時の雰囲気がそれぞれ違っていて、いろんな角度からのイチさんが見れて*1、それだけ、一人の人間としての「栗原一止」が自然とそこにいたんだな、と。そして、どの栗原一止も魅力的なんだなあ。

前作も好きですが、個人的に、今作はそれ以上に好きな作品でした。
というか、1があって、2があって、それぞれの人物・情景がとても丁寧に描かれていったその積み重ねのなかで、さらに好きになった、という感じ。


なんにせよ、人に薦めたい素敵な作品なので、とりあえず身近なところを誘ってみたんだけど、嵐出演映画を観るのははじめて+しょーさん同年代男性の反応やいかに。

*1:屋久杉くんは判断材料少なくて、というか屋久杉→栗原夫婦へのあの表情が印象的すぎて。岳くん上手だなあ。